【比較レビュー】ベストワイヤレスはどれ?Airpods Pro/WF-1000XM3/Powerbeats Pro
[voice icon=”https://monopolis-sai.com/wp-content/uploads/2019/11/img_0545.jpg” name=”nike(ニケ)” type=”big”]いつもご覧いただきありがとうございます!nikeです。
さて、今回は2019年を彩ったワイヤレスイヤホンのレビューをやっていきます![/voice]
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・Apple Airpods Pro
・SONY WF-1000XM3
・Beats Powerbeats Pro [/aside]
2つの「Pro」とSONYのフラッグシップ
以前ワイヤレスのレビューをしたのは、まだAirpods Proがでていなかった頃でした。
[nlink url=”https://monopolis-sai.com/sonywf1000xm3-powerbeatspro-2/”]
そこから間もなくして登場した「Airpods Pro」
スペックや様々なレビューを見て、これは買うしかないと購入。
Airpods Proの登場でかなり業界の構図が変わったなという印象です。
実はAirpods Pro単体のレビューをまだしていませんでした。
せっかくなので、ワイヤレスイヤホン界ではおそらく主力であろう3つのイヤホンを比較レビューしていきたいと思います。
ちなみに、使用頻度の差はあれど、僕は3つのイヤホンをシーンに合わせて使い分けていて、どれも現役です。
各イヤホンをしばらく日常生活の中で使用し続けてみて、
[aside type=”boader”]・各製品のメリット・デメリット
・それぞれどんな人におすすめできるか[/aside]
ようやくこのあたりが見えてきました。
今回の記事では、各モデルの特徴について確認をしてから、上の2つのポイントについて比較していきます。
[box class=”yellow_box” title=”合わせて読みたい記事”]
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「ワイヤレスイヤホンのフラッグシップ」3製品のスペックをそれぞれチェック
No.1|Apple Airpods Pro
Airpods Proがここまで人気になっている1番の理由が「ノイズキャンセリング」
同じワイヤレスイヤホンの中では、頭1つ2つ以上群を抜いている精度の高さです。
そして、Powerbeats Proにも搭載されている「H1チップ」が搭載されています。
ケースから取り出して、耳に着けるまでには接続が完了。
すぐに音楽を再生することができるシームレスな接続は、まさにApple純正の強み。
ノイズキャンセリング使用時で、単体4.5時間、ケースも含めて24時間の再生が可能です。
残りのバッテリー容量を画面で確認できるのも魅力的です。
そして、外部音取り込みモードが優秀。
下に少し出ている棒状の部分、以前のAirpodsから短くなったところですね。
ここを長押しすることで、カチッとレスポンスがあり、モードを切り替えることができます。
実際にはイヤホンを通じて外部音を取り込んでいるのですが、直接耳で聞いているかのような自然な聞こえ方です。
通話に関しても高品質です。
とくにノイズキャンセリングが通話においても効いてきます。
相手の声をどこでもクリアに聞くことができるので、聞き返すこともありません。
ただ、駅や騒音の多い場所では、こちらの声が聞き取りづらいことも。
今回の未来的なAirpods Proのデザイン。
好みは分かれそうですが、ただおしゃれなだけでなく、とても科学的に設計されています。
Appleは膨大な耳の形を分析し、装着したときの耳への当たり方など、だれの耳でもフィットするように設計した結果が今回のデザイン。
IPX4の防水性も備えているので、雨天時や汗をかくスポーツ時にも安心です。
Airpods Proのケースについてはぜひこちらをご覧ください!
[nlink url=”https://monopolis-sai.com/airpodspro-case-high-quality/”]
No.2|SONY WF-1000XM3
こちらもノイズキャンセリングを搭載したイヤホンとして人気の高いモデル。
ノイズキャンセリング使用時で、単体6時間、ケースと合わせて24時間の再生が可能。
DSEE HXという機能がこのイヤホンの高品質な音質をつくっています。
普段僕たちが聞く音楽、たとえばMP3などはすべて圧縮された音源で、最低限の圧縮なのがハイレゾです。
高音質な分、ハイレゾでは1曲あたりのデータ容量が大幅に膨らんでしまいます。
しかし、このDSEE HXでは、圧縮された高音域を補填し、ハイレゾと同レベルの音質を楽しむことができる。
これは、実際に聞いてみるとすごさがよくわかります。
画像の下2つについては、スクショとあわせて。
SONY WF-1000XM3の大きな特徴として、
自分だけのイヤホンにできるカスタマイズ性の高さです。
専用のアプリを使うことで、音域ごとのイコライジングや、外音をどのくらい取り入れるかという程度まで自由に調節可能。
より「音楽を楽しむ」ということに力を入れているSONYの本気がうかがえます。
No.3|Beats Powerbeats Pro
2つ目の「Pro」
Apple傘下のBeatsより、Powerbeats Pro
こちらは、スポーツやワークアウトというコンセプトに特化をさせてきたモデル。
使用可能時間は単体で9時間とかなり長く、ケースと合わせて24時間です。
また、左右でそれぞれ全く同じ操作をすることができるので、曲の再生停止、送り戻し、音量の調節など片方でも行うことができます。
Fast Fuel機能では、5分の充電で90分再生可能という効率の良さ。
単体でも9時間あるのでほぼなくならない上に、万が一でも空き時間だけで回復するという凄さ。
ワイヤレスであるということを忘れさせます。
防水性能はIPX4、プールで泳いだり、つけたままお風呂というのは危ないですが、軽い雨やスポーツでの汗などは心配不要!
【比較】ワイヤレスイヤホンを購入する際に見ておきたい7つのポイント
①価格(税別)
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・Apple Airpods Pro:¥27,800
・SONY WF-1000XM3:¥25,880
・Beats Powerbeats Pro:¥24,800 [/aside]
概ねどれも大差ない価格ですね。
ただ、特にAirpods Proなど、在庫薄の状態が続いているときは市場価格も高めになりやすいです。
すべて購入してみて、1つだけ言えるのは
どれも値段以上に暮らしを豊かにしてくれるモノだということ。
値段だけ見てしまうと決して安くはないですが、イヤホンは基本的に毎日使うものなので、多少無理して投資しても全然コスパはいいです。
逆に、妥協して安価なものを購入してすぐ壊れたり、使わなくなったりするほうがよほどもったいない。
②携帯性:充電ケースも含めた本体サイズ
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・Airpods Pro ★★★★★
・WF-1000XM3 ★★★★☆
・Powerbeats Pro ★★☆☆☆[/aside]
「携帯性」は、日々持ち歩くうえで重要なポイント。
写真の通り、ケースの大きさにかなり差があります。
Airpods ProとWF-1000XM3 に関しては、問題なくポケットに入れて持ち運べます。
Powerbeats Proはどうしてもカバンに入れないと厳しいサイズ感。
イヤーフック型なのでそこは仕方がありませんね。
充電ケースも108g程度と、Airpods Proが45g、WF-1000XM3が80g程度であることと比較をすると重め。
ただ、Powerbeats Proの場合、単体で9時間再生ができるので、ケースに入れず直接持ち運ぶのもOKです。
イヤホン本体に柔軟性があるので、落としてもそうそう壊れませんし、強度があります。
③着用感
[aside type=”boader”]
・Airpods Pro ★★★★★
・WF-1000XM3 ★★★☆☆
・Powerbeats Pro ★★★★☆[/aside]
Airpods Proの着用感は素晴らしいです。
好みもありますが、イヤホンをつけているという感じがほとんどない。
耳を圧迫している感じはなく、自然なつけ心地がします。
WF-1000XM3は、着用感自体はそれほど悪くありません。
ただ、歩いているときや動きのあるシーンで使う際は、安定感に不安があります。
イヤホン本体のサイズが大きめなので、耳からどうしても飛び出る部分の重さで落ちそうになることもたまに。
Powerbeats Proは、フックでがっちり固定をするので、そのような不安は一切ありません。
Airpods Proと真逆で、フィット感は最強な一方、イヤホンをつけている感覚はすごいあります。
④接続安定性
[aside type=”boader”]
・Airpods Pro ★★★★☆
・WF-1000XM3 ★★☆☆☆
・Powerbeats Pro ★★★★☆[/aside]
Airpods ProとPowerbeats Proは、ほとんど音とびすることもなく、ほぼ★5つという感じ。
ただ、電車や人ごみでも全くないかというと、たまにはあるので今後に期待を込めて★4つ。
WF-1000XM3に関しては、正直弱点です。
電波障害のない場所で普通に使う場合、ほとんど影響はないのですが、通勤通学ではちょっと「うーん」と思うことも多かったですね。
次の音質ではトップなので、音切れしてしまうのだけもったいない。
ただこれも、調べてみるとイヤホンではなく送信端末側の問題もあるそう。
そとでWiFiをずっと検索していると途切れやすくなったり、端末自体の相性もあるのかもしれません。
僕はiPhone11Proで使っています。
⑤音質
[aside type=”boader”]
・Airpods Pro ★★★☆☆
・WF-1000XM3 ★★★★★
・Powerbeats Pro ★★★★☆[/aside]
音質ではご覧の通り、WF-1000XM3が最高評価です。
一括りに「音質」というだけならどれもかなり良いと思います。
ただ、WF-1000XM3においては、
DSEE HXによる高音域の解像感、分離感と低音域の音圧がものすごい。。
そして「音の奥行」という表現がまさによくわかります。
とてもこんな小さな機器で鳴っているとは思えない、両耳の外にスタジオが広がっているような空間の響き。
イヤホン本体のサイズがほかの2つより多少大きいのも納得できます。
Powerbeats Proは、とてもバランスの取れた音です。
WF-1000XM3ほどの音圧はないものの、解像感は高く、低音から高音まで聞きやすい印象です。
そして、Airpods Pro。
この3つの中では、どうしても低い点数になってしまいます。
ただ、僕は今までのAirpodsと比べて、いい意味で期待を裏切られました。
ここまで普通に音楽が楽しめるレベルまで来たのかと。
⑥遮音性:ノイズキャンセリング
[aside type=”boader”]
・Airpods Pro ★★★★★
・WF-1000XM3 ★★★★☆
・Powerbeats Pro ★☆☆☆☆[/aside]
今回のAirpods Proのノイズキャンセリングの精度、本当に凄すぎます。
WF-1000XM3を購入したときには、
「確かに🎧ほどの性能はないけど、まあここまで出来たら全然いいよな」
とか思っていたんですが、Airpods Proはそこをさらに上回ってきました。
よくイヤホンやヘッドホンのCMとかである、つけた瞬間周りの音がサッと消える感じ。
さすがに電車のホームや騒音のひどい場所で、全く聞こえなくなるというレベルではないです。
ただ、カフェの雑音だとか、エアコンの音のような環境音であれば、「パンッ」という音とともに消え去ります。
これはぜひ体感していただきたい感動ポイント!
Powerbeats Proは、ノイズキャンセリングが一切ついていなく、もともとの遮音性も高くないので、特に電車や交通量の多い道路沿いでは、あまり音楽に集中できないというのがリアルな部分。
流し聞きをするくらいであれば気にならないかもしれません。
⑦操作性
[aside type=”boader”]
・Airpods Pro ★★★★☆
・WF-1000XM3 ★★★☆☆
・Powerbeats Pro ★★★★★[/aside]
操作性では、Powerbeats Proに軍配が上がります。
個人的には、やはりボタンなど物理操作がベストな気がしています。
Powerbeats Proでは、左右で全く同じ操作をすることができます。
曲の再生停止、送り戻し、音量の調節など、横のbのロゴボタンと上の音量ボタンで操作できます。
僕は音量の調節をAppleWatchで行うので気になりませんが、Airpods Proでは音量調節をイヤホン本体でできません。
[nlink url=”https://monopolis-sai.com/applewatch-app/”]
WF-1000XM3は、側面のタッチパッドを使うのですが、レスポンスがそれほど良くありません。
2回押して曲送りをしたつもりでも、1度と認識をされて曲が止まってしまったりということがあります。
僕の使い方 / 各モデルをおすすめできる人はこんな人
僕はこんな感じで使い分けてます
はじめに書いたとおり、僕は今回ご紹介しているイヤホンを3つとも使っています。
最も日常使いとして愛用しているのは、
[aside type=”boader”]Airpods Pro [/aside]
やはりH1チップが実現するシームレスな接続は、ストレスフリーで最高です。
移動時の音楽、Youtubeを見るというようなシーンが主なところ。
音質も、求めてしまえば物足りなさはありますが、及第点には乗っています。
音楽を聴きながら、LINEで電話が来た時にも即座に応答できる便利さは魅力的。
日常に溶け込むイヤホンとしては、間違いなくAirpods Proがベストバイ!
次に、WF-1000XM3。
僕がAirpods Proでなくこちらを使用するのはこんなとき。
[aside type=”boader”]・ひたすら音楽に没入したい
・ロック・ジャズを中心に聴く
・ブログや仕事など作業をガッツリする[/aside]
音楽に集中したいとなると、先ほど書いたWF-1000XM3の「音質の良さ」というのがかなり大きなポイントとなります。
特にロック系やジャズでは、ドラムやベースの音が気になる点なので、音質を重視します。
あとは作業時。
ブログや仕事中は基本移動しながらやることもないので、WF-1000XM3を愛用することが多いです。
ただし、新幹線での移動中などは、Airpods Proを使います。
最後にPowerbeats Pro。
使用用途としては、かなり限られてしまいますが、満足度はとても高いです。
この商品のコンセプトとしてあるとおり、
筋トレ、ランニングなどのワークアウト時に愛用しています。
正直Airpods Proでも問題なく使用はできますが、落ちてしまう不安が100%解消されないというのと、音質の面からこちらを使用。
逆にPowerbeats Proであれば、100%落ちることはありません。
遮音性が低い点について、
ランニング時などは、むしろ外の音が聞こえないと危ないので、周りの音が聞こえながら最高の音質を届けてくれるPowerbeats Proが最適です。
自分にピッタリなのはどのモデル?
もし僕がどれか1つを選ぶとしたら、間違いなくAirpods Proを選びます。
ただ、どうしても音質に満足ができない人や、見た目が気に入らないなど優先順位が変わってくるのは事実。
特に、今のiPhoneはイヤホンジャックがないので、まずは日常使いできるイヤホンを購入するのがおすすめです。
「そんなにノイズキャンセリングとかは気にしないけど、ストレスになるのは嫌。」
「スポーツの時にも気にせず音楽楽しめたらもっとはかどりそう!」
こんな方には、Powerbeats Proがベストです。
「絶対に音質は妥協できない」
「旧Airpodsを持っていて、次の1台が欲しい!」
こういった方は、WF-1000XM3がいいのではないでしょうか?
最後までご覧いただきありがとうございます!!
毎日持ち歩くうえで、ご自分にぴったりのイヤホンが見つかったら幸いです。
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・【比較】AppleCare+とモバイル保険 iPhone買ったらどちらに入る?
・【ノマドワーカーの服】おすすめテック/アウトドア系アウター5選
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