ToDoリストがうまくこなせない人のための「アイビー・リーメソッド」

みなさんは日々のやるべきことを可視化するために、ToDoリストというものを使ったことはありますでしょうか?
現在ToDoリスト系のたくさんのアプリやツールがありますので、どこかで使ったことがあるという人は多いかと思います。

しかし、ToDoリストに書き起こしたのはいいものの、なかなか重要なタスクがリストから消えず、思うように進められなかったり、リストアップを辞めてしまったりということは自分も含めよくあると思います。

本来やるべきことを可視化し、作業をスムーズにするためにリストアップしたのに、リストに残り続けてしまったりすると、自分が全然できていないことが可視化されてしまうため、悪影響になってしまうので注意が必要です。

そんなときに自分が活用してとても良かったと実感したのが今回ご紹介する「アイビー・リーメソッド」になります。

アイビー・リー(Ivy Lee)

具体的なやり方に入る前に、まずは簡単にこのメソッドの由来についてご紹介します。

アイビー・リーメソッドは、一般に「アイビー・リーの25000ドルのアイデア」と呼ばれているタイムマネジメント術に基づいています。

では、どのようなアイディアだったのでしょうか?

画像:wikipedia
Ivy lee

パブリックリレーションズの創始者と考えられているIvy Lee氏が、ヘレニズム鉄鋼会社の社長チャールズ・シュワブ氏に伝えたタイムマネジメント術です。

ちなみに、パブリックリレーションズとは、現在「PR」として使われており、もともとは個人、集団、社会との望ましい関係を作り出すための考え方や行動のあり方のことです。

シュワブは自社の経営の効率化について悩んでおり、改善の仕方がわからず途方に暮れていました。そこで、効率改善のコンサルティングを手掛けていたアイビー・リーにコンサルティングを依頼。ただし、将来的にゆっくりと成果の上がるものではなく、すぐに実行でき、目に見える効果の出る方法を求めていました。

そんなシュワブに対し、アイビー・リーは「あなたの会社の生産性を増す一方で、終業時にはさほど疲れない。その両方を保障する簡単な方法をお伝えします」と請け合い、「謝礼は3か月後の結果を見てから社長が感じたままに支払ってくれればいい」と約束したそうです。(『自分を操る超集中力』p225)

結果として、3ヶ月後にシュワブ氏が支払った額は、2万5000ドルにも及びました。
これは、100年前の出来事ですので現在に換算すると5000万から一億円になります。
実際にシュワブ氏に伝えたときの所要時間は20分程度でした。
それほど簡単でかつ効果的な手法だと言えると思います。



アイビー・リーメソッドのポイント

ポイントは6つだけです。

①やるべきタスクを6つあげる

②その項目に1~6まで優先順位をつける

③その順番どおりにタスクを実行する
※勝手に入れ替えたり、飛ばしたりしてはいけない!

④全部できなかったとしても、よしとする

⑤一日の最後にリストはリセットし、新しいリストとして6つ項目をあげる

⑥上記を繰り返す

特に気をつけなければならないのが、③の順番どおりにタスクを実行するということです。このルールだけは、なんとしてでも守らなければなりません。

あげるタスクの量に関しては、6つでなくても構いませんが、はじめからあまりたくさんやりすぎても、実行できず1日の最後にたくさん消えてしまい印象が良くないので、はじめのうちはスモールスタートで少ないところから始めてみるのをおすすめします。

そして、全部できなくてもいいという寛容さも重要なポイントです。
もちろん全部できることに越したことはないのですが、おそらくこの記事を読んでくださっている方は、リストアップしてもなかなかタスクに手をつけられなかったり、他の優先順位が低いタスクばかりやってしまうという悩みをお持ちの方だと思います。
全部できなかったことよりも、優先度の高いタスクが終わったことのほうが価値が高いですし、それらを成し遂げたことに喜びが感じられると思います。

簡単なポイントだけで、これまでのタスクの進捗とは全く違った成果が得られると思いますので、まずは一度お試しいただければと思います。

ご覧いただきありがとうございました!

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