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15分で3時間分の睡眠効果 パワーナップとは
いつもご覧いただきありがとうございます。
皆さんは職場や学校で、眠たくなってしまうことはないでしょうか。
私はよくあります。(笑)というかよくありました。
前日夜更かししてしまったり、寝付けなかったりとさまざまな事情はあるかと思いますが、一般的に眠くなる事自体は悪いことではなく生物学的には自然なことのようです。
しかしながら、集中力が必要なときに眠たくなってしまったり、起きていても半分寝ているような感じでほとんど何もできなかったという経験は皆さんにもあるかと思います。
このようなときに、寝てしまったことを後悔すると、どうしても昼寝自体が悪いように思いがちですが、昼寝することはとても良いことです。
問題なのは、自分の意識と行動が一致していないことなのです。
人は、自分の意識と行動が噛み合っていると、セルフコントロール感が得られ、とても満足度が高まります。
つまり、自分で昼寝すると決めて昼寝をすれば良いということです。
「昼寝したいけど、仕事忙しいしそんな時間ない!」
前置きが長くなりましたが、そんな方のために私も普段使っている「パワーナップ」という方法をご紹介します。
先程「よく眠たくなっていました」と言いましたが、この方法を取り入れてからメリハリが付きかなり生産性が高まったと思います。
パワーナップとは
パワーナップとは、「15分~20分の昼寝」のことです。
コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースさんによって提唱された造語で、「パワーアップ」と「ナップ(昼寝)」を掛け合わせています。
パワーナップの力(パワー)
タイトルにも書きましたが、15分~20分のパワーナップで、3時間の睡眠に匹敵する効果を得る事ができます。
そして、ここで回復した集中力は150分間持続するそうです。
この時点で、たとえ業務中であっても、集中できないなら寝てしまったほうが良い気がしてきますね、、
この効果の鍵になるのが、「ウルトラディアンリズム」です。
「ウルトラディアンリズム」とは、心理学者Peretz Lavieさんによって発見されたもので、
生物の周期性を持つ行動や生理現象のことを指します。
その中でよく知られているのが、「サーカディアンリズム」と呼ばれる睡眠周期です。
私たちは、90分の深い眠りと20分程度の浅い眠りを繰り返しますが、この周期の一部を行うことで、睡眠活動を行ったと脳が勘違いし、錯覚により劇的に集中力や意志力を回復させることができます。
パワーナップは、実際にGoogleやNIKE、Apple、Microsoft、NASAなどが導入しています。
他の企業でも、パワーナップではなくとも昼寝の制度自体を取り入れているところは増えてきたように思います。
How to パワーナップ
では実際にどのように行うのかですが、まず行う時間帯として、社会人であればお昼休みにするのが一番現実的であり、理想的かなというところです。
お昼ご飯を食べてお腹が満たされると、脂肪細胞から「レプチン」という満腹ホルモンが分泌され、眠たくなります。
そしてお昼にうまく回復できれば、午後の活動にスムーズに移る事ができると思います。
おすすめのやり方は、椅子に持たれかかったり、机に伏せるように眠ることです。
横にならないと眠りにくいというかたもいらっしゃると思いますが、横になると深い眠りに入ってしまい、20分程度で起きれない可能性が高いのであまりおすすめはできません。
しかし、机や椅子で寝る場合は、身体を痛めたりしないようにお気をつけください。
眠れなくなるのでは?と思われるかもしれませんが、カフェインが効き始めるまでにはちょうど20分程度時間差があるので、事前に飲んでおくとタイミングよく効き始めてくれます。
乳製品の脂肪分が、カフェインの吸収を穏やかにしてくれ、けだるさを防ぐことができます。
私は普段ネスカフェ バリスタにお世話になっております。
最後に、やり始めてすぐには、なかなか慣れずに満足のいく効果を実感できないかもしれませんが、しばらく続けていると、だんだんとリズムができ始め、かなり普段の働き方や生活に違いが出てくると思います。
ぜひパワーナップの効果を体感してみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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