ミニマリズムの本質 本当のミニマリストになるために

最近巷で「ミニマリズム」「」といった言葉をよく聞くようになりました。
みなさんもどこかで一度は耳にしたことがあるかと思いますし、Youtubeなどでもそういった動画を見たことがあるかもしれません。
しかしながら言葉が先行してしまい、なんとなく本質の部分が希薄になてきているのではないかと思い、改めて「ミニマリズム」の本質について考えてみることにしました。

「ミニマリズム」とは

完成度を追求するために装飾的趣向を凝らすのではなく,それらを必要最小限まで省略する表現スタイル。 1960年代に音楽・美術の分野で生まれ,ファッションにも導入された。ポスト・モダンと相反する概念。

(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典より)

つまり、最小限主義ということになります。
ここで注意しなければならないのは、「ミニマリズム」=「減らすこと」ではないということです。
最近のミニマリズムに対しての違和感は、ここにあります。
断舎離することが正義のような流れができてしまっているような気がするのです。
もちろん断捨離はいいことだと思いますが、目的を理解しないままやってしまうと少し危険です。詳しくは後ほど説明したします。

「シンプル」と「

まずミニマリズムの本質を理解するためには、「シンプル」と「ミニマル」の違いについて理解しておく必要があります。

「シンプル」とは、飾り気のないプレーンなもので、それ自体で目立つようなものではありません。
対して「ミニマル」とは、ある一点を強調させるために、その他の要素を限界まで削ぎ落とすというものです。

この違いがよく現れている例が、「無印良品」と「Apple」です。


・無印良品

飾り気が無くそれ自体も主張することはない、まさにシンプルの代表格と言えるでしょう。




・Apple

よくApple製品はシンプルだと誤解されがちですが、Apple製品は「シンプル」ではなく「ミニマル」なのです。
シンプルを追求するのであれば、リンゴマークのロゴも取ってしまったほうが理にかなっています。つまり、Apple製品のリンゴマークは、他の要素を削ぎ落として強調するべくデザインされたものということです。
そして世界中の多くの人が、Appleの「ミニマル」なデザインに魅了されています。

本当の「ミニマリズム」追求するために

ここまででなんとなくでも「ミニマリズム」の本質についてご理解いただけましたでしょうか。
冒頭で「ミニマリズム」=「減らすこと」ではないと述べましたが、重要なのは、なんのために減らすのかです。
自分の人生の中で、強調するべき点はどこでしょうか。

それがわかっていないと、本当に必要なものまで捨ててしまうかもしれないのです。
なんでも捨てて減らせばよいわけではありません。
要はリソースの最適化ということです。

私達誰もが持つリソースとは、「時間」と「お金」でしょう。
そしてそれらを本当に自分が成し遂げたいものや実現したいもののために最適化するのが「ミニマリズム」というわけです。
なので、ただ捨てるというよりは、種類を減らしていくというイメージのほうが良いのかもしれません。

ここでは具体的な方法までは言及しませんが、最適化のためのヒントとなる書籍をいくつかご紹介します。

身の回りにあるものによって自分の時間は思った以上に浪費されてしまっています。そして、選択肢を増やすことで、自分の意思決定力も無駄に使ってしまうことが多いです。
スティーブ・ジョブズやマーク・ザッカーバーグが同じ服を着るのは、そういった力を自分が注力したいもの以外に使わないためです。
まずは身の回りから物理的に変えていくために、とても参考になる1冊です。
すでに多くの方が読んでいらっしゃるかもしれませんが、まだ読まれていないという方は、一度読んでみることを強くオススメします!
「時間」というものは、友人や恋人などの人間関係においてもかなり使われますが、そのような対人関係での最適化のために参考になる1冊です。
最後に、ミニマリストとして有名なしぶさんが書いた書籍です。
実際にミニマリストとして自分の好きなこと、やりたいことをして生きているしぶさんの生き方がとても参考になるかと思います。ミニマルな生き方をしたいけど、いまいちイメージが沸かなかったり、何をしたらいいかわからないという方にはぜひ読んでいただきたいです。

まとめ

今回はミニマリズムの本質に関してご説明しましたが、まずは自分が人生の中でやりたいことを1つ選ぶなら、何を選ぶのか考えてみるといいと思います。まだ明確に決まっていなければ具体的でなくてもいいので方向性だけでも考えてみましょう。
そして断捨離について、どうしても捨てられない人も多いかと思います。
捨てるかどうか迷っているのであれば、判断基準として「その商品を売ったとしてもう一度書い直すか」で判断しましょう。
それでも捨てられないひとは、どこかでまだいつか使うという考えがあるのかと思います。
ただ、私達は驚くほど少数のものしか普段使っていません。
なので、これ使うかもと思っているものでも、目につかないところにしまっておく。すると意外となくても大丈夫なんだと気づきます。
少しでも生活を見直すきっかけになれば嬉しいです。

ミニマリズムに関しては、かなり奥が深いので今後もいくつか記事を書いていけたらなと思っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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