ミニマルデザインで絶大な信頼を得るスーツケース Away

Awayのスーツケース

新鋭気鋭のミニマルスーツケースブランド Away(アウェイ)

Awayのスーツケース

まだ日本ではほとんど目にすることのないスーツケースブランド Away(アウェイ)

創業から3年弱という短い期間で大手独占のスーツケース市場に切り込み、今では旅好きな人やビジネスマンから絶大な信頼を得ることに成功している。

ルイヴィトン傘下のリモワや、サムソナイトのTUMIなど圧倒的大手が立ちはだかる中、
いち無名ブランドがどうやって現在の知名度を獲得したのか?

Awayの特徴は、

徹底した顧客目線

必要な機能だけを集約したミニマルデザイン

これにつきる。

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大掛かりな市場調査から消費者の意見を最大限に反映させ、
移動中でもスムーズにスマホやガジェットを充電するためのリチウムイオンバッテリー

耐久性を重視し、日乃本錠前性のキャスターやYKKのファスナーを採用
高品質なプロダクトの裏側には、やはり日本の技術力がある。

大量の衣類をコンパクトに収納できるよう
圧縮袋も付属している。

現在Awayは、各国で12以上の特許を申請しており、
他社には差別化をした独自のスーツケースを実現しようとしている。

価格は3万円程度で、TUMIと比較すると、同類の商品が半額以下となっている。



急速な成長を遂げたAwayのストーリー

アメリカのサムソナイト、ドイツのリモワなど圧倒的大手が存在する
320億ドル(約3兆5000億円)のスーツケース市場において、
Awayは2015年の創業から2年半で50万個を売り上げた。

その開発ストーリーやブランディングの戦略とは一体なんだろうか?

Awayを創業したステフ・コーリー氏(右)とジェン・ルビオ氏(左)

Awayを創業したステフ・コーリー氏(右)とジェン・ルビオ氏(左)

4年ほど前のある日、
チューリヒ空港を移動中にルビオ氏のスーツケースが突然壊れてしまう。

旅行や出張の多い人は1回くらい経験したことがあるかもしれないが、
その後ルビオ氏は、買い替え時に自身のフェイスブックを通じて2600人におすすめのスーツケースを聞いたものの、これだという答えは得られなかった。

実は、この2人はメガネ業界にイノベーションを起こしたアイウェアブランド
WarbyParker(ワービーパーカー)で働いていた。

中間業者を通すことなく、消費者と直接つながる「D2C」によりこれまでにないコストパフォマンスを実現したWarbyparker

特に、すぐ壊れてしまうような安物スーツケースか、旅費よりも高いような超高級品というように、二極化してしまっていたスーツケース市場に目をつけ、「」という共通の趣味をもつ2人の女性が立ち上げたのが、「Away(アウェイ)」

Awayの旅行雑誌「Here Magazine」

Awayのブランディングは一般的な販促戦略とは一線を画す。
Awayは「Here Magazine」という旅行雑誌を出版している。

これは決してAwayの商品を宣伝するものではなく、
文化的な写真やエッセイ、著名な旅行好きな人へのインタビューなど
旅行者にとって有益な情報をまとめたもの。

何度も買い替えるようなものではない、
旅のお供として、永く使えるようなプロダクトを目指しているAway

この価値観を雑誌を通して伝え、読者に理解してもらおうという意図だ。
これがうまくいき、Awayのスーツケースは世界中の旅好きのパートナーとなった。

今では、欧米の空港へ行くと必ずAwayのスーツケースをどこかで目にするくらいにその知名度を広げつつある。

Awayのこれから「旅のプラットフォーム」へ

3年という期間で体制を成し遂げたAwayは、すでに次の段階へと突入している。
それもそのはず、耐久性に優れ、永く使えるという特性の反面、
新規のお客を取り続けなければ拡大が難しいため、どうやって既存の顧客に付加価値を提供できるかが、課題となってくる。

Awayはすでにスーツケース以外に、「travel uniform」と呼ばれる旅行に必要なもの一式をAwayブランドとして取りそろえている。顧客の旅をワンストップでサポートするというコンセプトである。

Awayは、従来の「モノ売り」ではなく、消費者の体験にコミットするような
「旅のプラットフォーム」を目指しているとのこと。

今後もAwayの動向から目が離せない。
はやく日本でも普及してほしいと心から思う。

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