ABLE CARRY Max Backpack 自分なりのMAXを追求できる究極のバックパックをレビュー!
- 数泊の旅や出張に安心して持ち出せる最高のバックパックを探している
- 大容量でもデザインやシルエットの美しさに妥協したくない
- カメラバッグやアウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれるモデルがいい
今回ご紹介するのは、こういった方におすすめのバックパック。
「無重力バックパック」と世界的に話題のABLE CARRYの究極バックパック
- どんな機材や荷物を詰めても不安のない素材の強さ
- ABLE CARRY特有の快適性の高さ
- 大容量でもスマートな外観
グローバルで評判の高いABLE CARRYの中でも、究極のモデルに位置づけられるMax Backpackの機能や特徴、使用感を徹底的にレビュー!
新登場!Cordura Ripstop仕様と比較
About ABLE CARRY|ブランドについて
Bags for Work and Play
私たちの使命は1日をもっと豊かにしてくれる最高のバッグを作ること。
毎日の荷物の持ち運びが簡単になるように
フィット感、整理のしやすさ、丈夫さを重視しています。
ABLE CARRY(エイブルキャリー)は2018年に誕生した香港発の新進気鋭なバックパックブランド。
「あなたの1日をより豊かにする、最高のデイリーバッグ」
をコンセプトとし、背中へのフィット感や使い勝手の良い収納性、頑丈なつくりを重視したプロダクトが特徴です。
中でも、負担を大幅に軽減する「Aフレーム」と呼ばれる独自開発された構造が話題となり、「無重力バックパック」と称され世界中で評判となっています。
\ 世界で話題の「無重力バックパック」 /
ABLE CARRY Max Backpack|外観・スペック
ABLE CARRY Max Backpackの基本情報
ブランド | ABLE CARRY |
モデル | Max Backpack |
サイズ | H52 x W32 x D20 cm |
容量 | 30 L |
重量 | X-Pac:1800 g Cordura Ripstop:1600 g |
素材 | X-Pac + コーデュラ1000Dナイロン 210D Cordura Ripstop |
大き目サイズで仕事やお出かけ、旅行までもカバーしてくれる究極のバックパック 。重い荷物を入れても快適に持ち運べるトラベル機能が満載のアイテムです。使う人の可能性をMAXに引き出します。
ABLE CARRY Max Backpack|機能・特徴について
外観:大容量でもスマートなデザインと形状維持性能
まずはABLE CARRY共通のスマートで洗練されたデザイン性。
30Lの容量を感じさせづらいスタイリッシュな外観です。
そして、これほどの大容量モデルとなると、収納スペースが大きくなるためベコっと凹んだり、中身を詰め込まないとシルエットが崩れてしまうものも多い中、この美しさ。
何も入れずとも綺麗なフォルムを維持してくれます。
素材:X-Pac&Cordura 1000Dのハイブリッド
大容量バックパックが難しいのは、重量と強度のバランスを取ること。
軽さを求めてしまうと確実に強度不足になり、PCやカメラなど機材の持ち運びには必ず不満が出ます。
Max Backpackは重くなりすぎない範囲で、そういった不安がないように素材が適材適所に使い分けられています。
メイン素材 → X-Pac
より強度や耐摩耗性が求められる底面・肩、背面 → Cordura 1000D
X-Pac
X-Pacとは…?
X-PACは、セイルクロス(ヨットの帆)で世界一のシェアを誇る、アメリカのDIMENSION-POLYANT社が開発した、表生地+X-PLY(ファイバー)+裏生地という3種類の素材を特殊な方法で貼り合わせた3層構造からなる、強度・軽さ・防水性を兼ね備えた優れた高機能素材。
- ダイヤのような格子状のデザイン
- 強度と軽量さを兼ね備えたバランス型X-Pac(VX21)
- 豪雨でなければ浸水を避けられる防水性能
Cordura 1000D
Cordura(コーデュラ)とは?
コーデュラファブリックはアメリカのインビスタ社が製造販売している独自素材。
どこの工場でも作れるものではなく、インビスタ社が認めた限られた生地工場、生地パートナーでしか生産できません。
ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、引き裂きや摩耗に強く、撥水性もあるという機能性から、軍事用品やアウトドアギアとして採用される。
また、「1000D」とは繊維の太さを示すデニールの表記で、数字が大きくなるほど重量は増しますが、その分強度や耐久性も上がります。
1000Dは頑丈さが求められるカバンなどで使われるグレードの高い素材。
快適性
幅広で反発力の高いショルダーハーネスにより、重い荷物を入れても肩に沈み込んでしまうようなことなく、高い快適性をキープします。
こちらは医療や航空業界で使われるような、Zotefoams社のクローズドセルフォームを採用。
Zotefoams社について
イギリス・ロンドンに本社を置き、スポーツ、建設、船舶、医療機器、航空宇宙で世界的に使用されるポリオレフィンとエンジニアリング ポリマーから、さまざまな独立気泡架橋フォームを製造。
バックパック自体が大容量なので、背面パッドは小さめに見えますが、実際に背負ってみるとサポートしてほしいところにフィットしてくれ、程よい硬さが心地よいです。
また、中央にはスーツケースの持ち手部分に通して固定できるストラップが付属。
PC収納内に、Max Backpackのフレームを支える板のようなものが入っています。
こちらは軽量なEVA素材と呼ばれるもの。
柔軟性もあり、熱によって形が変わるので、荷物を入れて背負うといい感じに背中にフィットしてくれます。
ABLE CARRY独自のAフレーム構造
着用時も型くずれしづらく、綺麗な形をキープしてくれる独自構造。
荷物を底面から持ち上げる特殊な形状のストラップにより、快適な背負い心地とバッグの耐久性向上が実現しています。
収納
Max Backpackのメイン収納は、サイズを選ばないように広く取られています。
スペースを有効活用する上で少し工夫は必要ですが、バッグインバッグがしやすかったり、靴など大きめのものも収納しやすいので、トラベル系のバッグではこれが便利!
そして、相変わらず内観のつくりこみや質感が素晴らしいです…
前面には長財布が入るくらいのジップポケット
そして、やや透け感のあるメッシュポケット
片側にはストレッチのあるサイドポケット
内部にゆとりがあって転がってしまいそうな場合などに便利。水筒・折りたたみ傘・トラベル三脚など。
片側がガバっと開き、アクセスも良好なPC収納。
17インチのPCも収納できるサイズ。
その手前にストレッチポケット。
こちらは止水ジップ仕様。
反対側には、ガジェット類の収納にピッタリの小物収納。厚みのあるものは厳しいですが、コンパクトな充電器やケーブルなどはポーチ入らずで携帯可能。
サイドのボトルポケットはアコーディオンタイプ。
肩がけしたまま取り出しできます。ほかに折りたたみ傘など水気の気になるアイテムにおすすめ。
逆サイドには、一見ポケットがあるようには見えづらいコンパクトな収納スペース。
サイドからアクセスできるフロントの広め収納。
取り外し可能なキーリング付。
背面のシークレットポケットは、実寸で約20×20cmと広め
ABLE CARRY Max Backpack|使用感
着用感・サイズ感
運営者の体型
身長 | 177 cm |
体重 | 55 kg |
体格 | 痩せ型 |
Max Backpackは30Lの大容量モデルなので、ある程度存在感はあります。
ただ、その容量を感じさせないスマートなデザインによって、街中でもすっきりと使える印象でした。
何より、荷物の量が少なくても綺麗なシルエットを維持してくれるので、備えあれば憂いなしという感じで、「これ1つあれば全部こなせる」という方も多いのではないのでしょうか。
バックパック自体は1.8kgとそこそこ重量があるのですが、背負ってみると「あれ?荷物詰めたよね??」というレベルで負担を軽減してくれるのが本当に驚き。
ABLE CARRYの強みとなっている快適性・着用感の高さが、大容量モデルのMax Backpackにおいて遺憾なく発揮されています。
特に、カメラやPC・タブレットなど重たくなってしまったとき。
背面のフレームを支えるパッドがちょうど背中に沿うようにフィットしてくれ、身体との一体感が高まるので、振り回されたり引っ張られっる感じがありません。
収納例
- 私服上下2セット
- 下着類3セット
- 折りたたみ傘
- MacBook
- ガジェットポーチ
充電器・モバイルバッテリー・ケーブルいくつか、ほか - 貴重品ポーチ(マンティス2)
財布・キーケース・名刺入れ・化粧品ポーチ、エコバッグ
2泊3日〜3泊4日程度の荷物であれば収納できるサイズ感。
ミニマル装備な方や、収納アイテムを工夫すればもう少し頑張れそうです。
愛用中のパッキングギアはこちら
カメラ機材の持ち運びにも◎
個人的に推したいのが、カメラバッグとしての運用。
どうしても重量感が出てしまうので、快適性のありがたみを感じやすいのと、Max Backpackの強度やつくりの良さが顕著に感じられます。
横幅が32cmあり、カメラポーチやカメラキューブをそのまま収納しやすいですね。
ジップが深く、サイドからもアクセスできるので、カメラだけをサクッと取り出すことも可能です。
カメラアクセサリーブランドのバックパックもいくつか使ったことがありますが、ぜひこちらをおすすめしたいですね。
トラベル用のコンパクトな三脚であれば、内側のサイドポケットにも格納できます。
とはいえ、三脚はそこそこスペースを圧迫しやすいので、外付けのサイドポケットがあると良かったなと思います。
(ループがあるので工夫して外付けすることは可能)
アウトドア・ジム・スポーツと幅広い用途
カジュアルなビジネスシーンから、アウトドア・ジム用途まで、大容量ですが活用シーンが多いのは魅力的。
耐水性、強度の高さからアウトドアでもガツガツ使えます。
ジムで靴の持ち運びがある方など、カバンを分けて荷物が増えてしまう場合は、これ1つでまとめてしまうのもおすすめです。
ABLE CARRY Max Backpack|メリット・デメリット
デメリット
- 着用感は高いがバックパック自体は重め
- メイン収納は止水ジップではない
- 外付けのサイドポケットが欲しかった
- やや手を出しづらい価格
※海外発送でも送料・関税は無料
着用時にはそれほど重量感を感じにくいのが本当に凄いですが、手持ち時には1.8kgの重みをしっかりと感じます。
個人的な感覚値としては、コーデュラ素材は1000Dではなく500Dでも十分だった気もします。
というのも、500Dは1000Dに比べ重量が半分程度まで軽量化されます。
あとは外付けで欲しかったサイドポケット。
水筒や折りたたみ傘であれば、内側でも見た目キレイなのでいけそうでしたが、三脚を持ち運ぶ際は内側だとかなり容量が圧迫されるので、外側についている方がいいのかなと思いました。
メリット
- 大容量でも型崩れしないシルエットの美しさ
- どんな重量感のある荷物にも揺るがない、圧倒的強度と安心感
- パッキングが楽しいメイン収納、自由度の高さ
- 旅だけでなく、アウトドアやカメラバッグなど活躍シーンの多さ
これだけ大容量でも美しく、どんな荷物を持ち運んでも不安のない快適なバックパックはほかにないでしょう。
Max BackpackはまさしくABLE CARRY究極のバックパックだと言えると思います。
2泊や3泊の旅・出張はそこまで多くない!という方でも、バックパックが大きすぎないのでジムやスポーツなど、普段から意外と活躍頻度は高いと思います!
ABLE CARRY Max Backpack|他モデルとの比較
モデル | Daily Plus | Max Backpack | Daily Backpack | Thirteen Daybag | Daybreaker |
重量 | 1210 g | 1800 g | 960 g | Cordura Ripstop:665 g X-Pac:695 g | Cordura Ripstop:660g X-Pac:718g |
サイズ | H49 x W29 x D19 cm | H52 x W32 x D20 cm | H48 x W28 x D19 cm | H45 x W27 x D17 cm | H50 x W26 x D19 cm |
容量 | 21 L | 30 L | 20 L | 13L 強 | 25 L |
素材 | X-PAC | X-Pac コーデュラ1000Dナイロン | コーデュラナイロン | Cordura Ripstop X-Pac | Cordura Ripstop X-Pac |
カラー | Black Olive Green Navy Blue | Black Earth Green Ocean Blue | Cordura Black Cordura Olive Cordura Tan Cordura Navy | Black Olive Green Navy Blue Ripstop Black | Cordura Ripstop Black X-Pac Olive Green |
おすすめ用途 特徴 | 普段使いから旅まで 幅広くこなせる万能モデル(上位モデル) | 2泊3日以上の旅・出張 カメラ機材の持ち運び アウトドア | 普段使いから旅まで 幅広くこなせる万能モデル | 普段使いに最適な コンパクトモデル 旅や出張のサブバッグにも | ジム・サウナなどの サブバッグとして トレッキング |
価格 | 35,200円 | 46,200円 | 23,100円 | X-PAC:33,000円 Ripstop:25,300円 | X-PAC:29,700円 Ripstop:23,100円 |
公式ショップ | OFFICIAL | OFFICIAL | OFFICIAL | OFFICIAL | OFFICIAL |
ABLE CARRY Max Backpack|口コミ・評判
今までデイリーで4〜5種類のバックパックを使ってきましたが、間違いなく過去最高です。バッグそのものの重さを忘れてしまうくらい背負った感覚が圧倒的に軽いです。また、型崩れしないのがとにかく嬉しい!個人的にはメインコンパートメント上部のポケットがもう少し大きいと便利ですが、ほとんど気にならないので毎日ガシガシ使ってます。
ABLE CARRY公式 より
カメラマンをしています。カメラボディ2台レンズ、ストロボ各々2本、三脚が入ります。重い機材を背負って移動しながらの撮影で背中が痛くなることがありましたが軽減した気がします。まだ一回なのでプラシーボ的なものかもしれませんが気に入っています。ドリンクホルダーは外付けの方が良いと思いました。歩きながらすぐに出せるので。
ABLE CARRY公式 より
使用開始1年レビュー
購入当初はXpacの生地が薄いので、破断が起きたり、スレによる白化が発生するかなと感じたが、ほとんど気にらない。背中のクッション&ベンチレーションが機能しているので、背中が蒸れるという感覚が無くなった。背中が反らないので、背骨の痛みや疲労が改善。
ABLE CARRY公式 より
ABLE CARRY Max Backpack|レビューまとめ
- カメラバッグやアウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれるモデルがいい
- 大容量でもデザインやシルエットの美しさに妥協したくない
- カメラバッグやアウトドアなど、様々なシーンで活躍してくれるモデルがいい
もちろん、「ここまでの大容量ハイスペックなバックパックは必要ない」という方もいるはず。価格も安くありません。
ただ、実際に使ってみて大容量こそハイスペックでこだわわらないと、実用面で大きな差が出ます。機材や荷物の多い方、デザインにも妥協したくない方には、非常に心強いおともになりますよ!