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カナダ発祥のアウトドアブランド、ARC’TERYX(アークテリクス)
地球上にある最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げること
このブランドコンセプトのとおり、立体的で洗練されたデザインや機能性の高さから根強いファンが後を絶ちません。
そんなARC’TERYX(アークテリクス)の中でも圧倒的人気を誇るのが「シェルジャケット」
ただし1つ難点が…
それは、とにかくラインナップが豊富でアルファベットによってモデルが細かく分かれているので、どれを選べば良いのかイマイチわかりづらいこと。
今回は、各モデルの特徴やアルファベットによる違い、おすすめのモデルなどをご紹介していきます。
特に、タウンユースからレジャーなど幅広く使いたい方に向けて、どれを選べば良いのかわかりやすくまとめています。
1着は持っておきたいARC’TERYX(アークテリクス)のシェルジャケットについて、どのモデルを買うべきかわかるようになっているので、ぜひ自分に最適な1着を見つけてみてください!
個人的には、「ベータジャケット」が最も汎用性が高くタウンユースでもおすすめです!
「シェルジャケット」という言葉をよく聞くようになりましたが、なんとなくのイメージしかない方も少なくないはず…
実は僕もそうでした(笑)
「シェルジャケット」とは「殻」という名前のとおり、守るためのジャケット。
もともとは防水性が高く、さらに透湿性もあるという機能性ジャケットのことを指していました。
そこから派生をして、今では「ソフトシェル」と「ハードシェル」という2種類のジャケットが生まれました。
動きやすさや快適さを重視して伸縮性が高い
GORE-TEX(ゴアテックス)素材などを採用し悪天候にも対応する
ソフトシェルでも撥水加工になっているものも多く、小雨程度の雨なら凌ぐことができます。
ただ、レインウェアとしての使用も考えるならハードシェルのほうがおすすめですね!
ARC’TERYX(アークテリクス)のシェルジャケットは、着丈の長さによって大きく3つの基準に分類されます。
「α(アルファ)」「β(ベータ)」「θ(シータ)」
それぞれの違いや特徴や以下のようになっています。
α(アルファ) | お尻がぎりぎり隠れるくらいで定番の着丈 |
β(ベータ) | お尻の半分くらいまで隠れる着丈 |
θ(シータ) | お尻が完全に隠れる最も長い着丈 |
ほかにもモデルはありますが、まずはこの3つで着丈が分かれていることを押さえておけばOKです!
※θ(シータ)という名前のモデルは現在廃盤
ARC’TERYX(アークテリクス)のシェルジャケットは、その性能によってアルファベットでモデルが細かく分かれています。
本格的な雪山での登山など過酷な環境で使用する場合は、豪雨や強風に耐えられるほどの性能が求められますし、普段着がメインの場合は軽さや動きやすさを重視して選ぶべきです。
細かい違いや特徴は以下の表のとおりです。
モデル名 | 特徴 |
SV (Severe) | 悪天候など厳しいコンディションに長期間耐えうる、最も耐久性の高い素材を用いた耐候性のあるアイテム。 |
AR (All Round Use) | さまざまなアクティビティに活用できる多用途という点を重視した、耐候性能に優れた機能と素材を使用。 |
LT (Light) | 高性能でミニマルなデザイン、軽量なのに丈夫。 |
SL (Super Light) | 耐久性に加え、軽さと持ち運びやすさを重視した、超軽量素材とデザイン。 |
タフさと価格順に
SV > AR > LT > SL となっています。
ただし、価格が低めのSLモデルでもタウンユースであれば十分すぎる性能です!(モデルによる)
ショップスタッフの方によると、「普段着で上位モデルだとオーバースペックすぎるし重くなってしまって扱いづらい」とのこと。
まずは、実際に着用する場合どんなシーンで使うことが多くなりそうか考えてみましょう!
プライベートでの普段着やちょっとしたレジャーなどカジュアルな感じなのか、本格的なアウトドアも趣味でやるか。
登山やスノーボードなど激しいアクティビティで使用する場合、3層構造でより耐久性の高いARかSVがおすすめ!
逆に、普段着メインならLTかSLが動きやすくていいですよ!
また、ハードシェルは保温性はなく、インナーを調節することで幅広く着用できます。
対してソフトシェルには、パーカーのように着用するモデルから、中綿が入って保温性に長けたモデルまであります。
1枚目はGORE-TEXを使用したハードシェルのゼータシリーズ
2枚目はソフトシェルのガンマシリーズ
基本的にGORE-TEXを採用しているモデルでは、素材感がやや硬めのしっかりした感じ。
身体への馴染み方がソフトシェルに劣る分、より立体的な外観になるのも特徴です。
上位モデルのARやSVの場合、3層のGORE-TEXを使用していて生地はかなり固め。
選ぶモデルによって大きさを多少変える必要があるという点でサイズ選びはかなり重要!
そして、ARC’TERYX(アークテリクス)はカナダのブランドなので大きめの規格になっていることにも注意が必要!
特に、内側に分厚いインナーの着用を前提として使うARやSVは、大きめに設計されています。
ハードシェルを選ぶ場合中に着込むことが多いので、ジャストサイズよりは多少ゆとりがあるものがいいです。
とはいえ、日本のサイズ感とは異なりますので、購入する際は確認しておきましょう!
日本人でMサイズ以上を着られるのはかなり体格のいい方です。
※オーバーサイズで着る場合を除く
ARC’TERYXの数あるアイテムの中で、トップクラスの人気を誇るベータジャケット。
2024年モデルから大きなリニューアルとなり、特にタウンユース派には嬉しい仕様変更となりました。
中でも、シルエットの進化はタウンユース勢にとって大きな魅力ポイント間違いなし。
軽量ジャケットでありながら、首周り、襟の立体感・奥行きが素晴らしく、ARC’TERYX特有の美しいデザインが際立ちます。
なかなか順位付けは難しいですが、間違いなくトップ2に入るほど好きなモデル。
軽くてふわっとあたたかく、一度来てしまうと戻れなくなります(笑)
SLやARもありますが、個人的にイチオシはLT。
コアロフトの魅力を感じやすいのはLTかARで、LTのほうがパーカー感覚でより長い期間着回しやすく汎用性が高いためです。
こちらは旧モデル
ARC’TERYXのハードシェルの中でも、上位モデルに位置するベータAR
価格も10万オーバーと高価になりますが、ARC’TERYX好きな方であれば誰もが憧れるジャケットです。
圧倒的強度のGORE-TEX PROを採用しながらも、十分街着としても着られる快適性を担保。
生地のハリ感による、最高峰のシルエットは唯一無二。
4年越しくらいでようやく購入でき、カラーリングも含めてめちゃくちゃ気に入って愛用してます。
旧モデル、ガンマSL
あまりに便利で、着用頻度が高いため、色違いで2色購入してしまったモデル。(購入モデルは旧ガンマSL)
特に、薄手ジャケットにありがちな安っぽさ、ペラペラ感がなく、マットな質感で肌触りも上質。
ソフトシェルなので、GORE-TEXのような防水性はありませんが、小雨程度なら問題なく撥水の範囲で対応できます。
ロードバイクやテニスなど、スポーツシーンでも活躍中。
アークテリクスを語る上で欠かせないフラッグシップモデルのα(アルファ)SV
100D(デニール)のGORE-TEX PROなので、生地感はかなりパリッパリです…!
なので、本格的なアウトドア用途以外のタウンユースなどでは正直おすすめしません。
価格も15万と半端ないです(笑)
ただ、ARC’TERYX愛に溢れる方、そういうファッションをあえてされる方などが選ばれる印象。
今回は、1着欲しいアークテリクスのシェルジャケットについて、違いや選び方、おすすめのモデルをご紹介しました!
特にタウンユースからレジャーまで幅広く使いたい方に向けてまとめましたが、ご紹介した3つのモデルは正直どれを選んでも外れということはありません。
必ず暮らしの中で大きな役割を果たしてくれます。
中でも、すべてにおいてバランスが取れ、機能性利便性において申し分ないイチオシモデルはベータジャケット
アークテリクスのシェルジャケットは正直どれも価格が高いです。
ただ、1着あれば年中とおして相当出番も多いし5年以上ふつうに使えるので、実際のところ圧倒的にコスパが高いんですよね
僕の考えとしては、トレンドのものに1万とか出すのに比べればよっぽど安いです。
サイズ選びだけ国内基準で選ばないように気をつけて、ぜひ最高の1着を手に入れてみてください!
最後までご覧いただきありがとうございました!
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