【軽量&コンパクト】ソロキャンプにおすすめなテント5選と選び方【UL・ミニマムスタイル】
- 軽量で携帯性の高いソロ用テントを探している
- バックパックに収まるコンパクトなテントがいい
- 軽量かつデザインがかっこいいテントが欲しい
本記事はこのような方におすすめ!
必要なギアを厳選し、こだわりの道具をバックパックに詰めて自然へ赴くUL・ミニマムキャンプ。
(UL=ウルトラライトの略)
今回は、長く愛用でき中級者・上級者からも評判のモデルを中心にバックパックキャンプに最適なテントと選び方のポイントをまとめました!
自分のキャンプスタイルを大きく左右するテント選び。
最高に愛着のわくテントがあれば、キャンプに繰り出したくなりますし、個人的には妥協せず選ぶべきかなと思ってます!
【軽量&コンパクト】バックパックキャンプ用テントの選び方
自立式・非自立式
まず、テントには「自立式」「非自立式」という区別をすることができます。
それぞれの特徴とメリット・デメリットをみてみましょう。
- 自立式テント
ポールを使用しフォルムをつくることで、ペグなどがなくても形状を維持することが可能。
(実際には風で飛ばないようにペグ打ちすることがほとんど) - 非自立式テント
ペグやロープがなくてはテントを張ったり、形状を維持することができないタイプのテント。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
自立式 | ・岩場などペグが打ちづらい場所でもテントを立てられる ・風など悪天候に強い ・設営後にテントを移動できる ・初心者でも設営が簡単 | ・フレームとなるポールが必要になるため、大きく重くなりがち |
非自立式 | ・ ・デザインがカッコいい物が多い ・設営&撤収がラク | 軽量・コンパクト・ペグが打てる場所でしか立てられない ・設営後のテントの移動はほぼできない |
「非自立式は初心者におすすめしない」というコメントも見かけますが、個人的にはそこまで難しくないのでどちらでも大丈夫だと思っています。
特に注意するべきは、ペグが打てる環境かどうか。
登山などされる方は、テント場が岩場なことも多く風の不安もあることから、自立式を最低1つは持っていることが多いです。
※中級者以上では、非自立式をペグではなく岩で固定したりする設営方法もあり。
シングルウォール・ダブルウォール
次に、テントの構造について。
- シングルウォール
名前の通り、1枚の生地構造のテント。 - ダブルウォール
インナーとフライシートの2重でできた構造のテント
メリット | デメリット | |
---|---|---|
シングルウォール | ・軽量コンパクト | ・シンプルで設営が簡単・前室がつくりづらい | ・結露ができやすい
ダブルウォール | ・前室があるものが多い | ・結露に強い・重く大きくなりやすい | ・設営の手間がある
結露について
テント内外の気温差が原因となり、外が冷たく中が温かい場合に発生しやすい。
ひどいときはテント内に水滴が落ちてくることも。
特に冬キャンプでは結露が起こりやすいので注意が必要です。
インナーテントの着脱を選べるモデルだと、環境によって対応しやすいですね!
【軽量&コンパクト】バックパックキャンプにおすすめなテント5選の一覧
おすすめモデルとスペックの早見表
ブランド | Six Moon Designs | LOCUS GEAR | LITEWAY | OneTigris | ZEROGRAM |
モデル | Lunar Solo | Khufu HB | ILLUSION SOLO TENT | TETRA | EL CHALTEN ZEROBONE v2 1.5P |
最小重量 | 710 g | シェルター:390 g インナーメッシュ:360 g | 590 g | 1100 g | 1583 g |
収納サイズ | Φ10×28 cm | シェルター:Φ12×25 cm インナーメッシュ:Φ12×28 cm | 20×10×15 cm | 40×15×15 cm | 16×16×42 cm |
使用人数 | 1人 (〜1.5人サイズ) | 1人〜2人 | 1人 | 1人 | 1人 (〜1.5人サイズ) |
素材 | ・キャノピー 20D シリコンコーティングされたポリエステル ・底面 40D シリコンコーティングされたポリエステル | 10D シリコン/PU ハイブリッド コーティング リップストップナイロン | 1.1 oz Silpoly 20D Ripstop | 20D PUコーティングナイロン | 15D N/R SILICONE, PU COATED |
参考価格 (税込) | 64,900円 | 66,000円 | 69,300円 | 16,900円 | 83,600円 |
購入 |
Amazon
楽天 | OFFICIAL |
Amazon
楽天 |
Amazon
楽天 |
Amazon
楽天 |
【軽量&コンパクト】バックパックキャンプにおすすめなテント5選
Six Moon Designs / ルナーソロ
ルナーソロの基本情報
最小重量 | 710 g |
収納サイズ | Φ10×28 cm |
使用人数 | 1人(〜1.5人サイズ) |
素材 | ・キャノピー:20D シリコンコーティングされたポリエステル ・底面:40D シリコンコーティングされたポリエステル ・ネット:20D No-See-Um ・ジッパー:YKK No.3 |
備考 | トレッキングポール1本で設置可能 前室少しあり |
UL系キャンパー・登山好きから人気で評判が高い
Six Moon Designs(シックスムーンデザイン) ルナーソロ
シングルウォールで軽量コンパクトながら、結露に強かったりと弱点もカバーしていて、居住空間が快適という超バランスの取れた逸品。
広さとしては、本当にギリギリ2人なら入るくらい。
なのでソロで使う際はわりと広々と使えます。
参考動画はこちら
LOCUS GEAR / Khufu
Khufu HBの基本情報
最小重量 | シェルター:390 g インナーメッシュ:360 g |
収納サイズ | シェルター:Φ12×25 cm インナーメッシュ:Φ12×28 cm |
使用人数 | 1人〜2人 |
素材 | 10D シリコン/PU ハイブリッド コーティング リップストップナイロン |
備考 | 別売りのDPTEで二股化すれば居住空間が広がる シームテープ処理済み ガイロープ付属 |
唯一無二の美しいシルエットと軽量・コンパクトさから、ファンの多い国産のアウトドアガレージブランド「LOCUS GEAR」
Khufuシリーズの中でも、シェルターとインナーがセットになり、初めてローカスギア製品を手に取る方に人気のKhufu HB。
受注生産でハンドメイドでつくるカスタムコレクションに対して、こちらは海外の協力工場で作られる「スタンダードコレクション」
カスタムコレクションは受注生産でかなり人気のため、納期が5ヶ月〜10ヶ月ほどかかってしまいますが、スタンダードでは、ブランドの品質基準を満たす工場に厳選し、量産体制を実現しました。
和紙のような模様が特徴のタイベックモデル(受注生産)
参考動画はこちら
初めてのLOCUS GEARにTyvekモデルを購入し、どうしてもアースカラーが欲しくてHBも追加購入しました!笑
デザインが美しすぎてたまらない…!
LITEWAY / ILLUSION SOLO TENT
ILLUSION SOLO TENTの基本情報
最小重量 | 590 g |
収納サイズ | 20×10×15 cm |
使用人数 | 1人 |
素材 | 1.1 oz Silpoly 20D Ripstop |
備考 | 前室あり トレッキングポール1本で設置 |
ウクライナ発の新進気鋭なULギアブランド、LITEWAY(ライトウェエイ)
シェルターと一体型の超軽量テント、ILLUSION SOLO TENT
長さ60cm程度の前室も確保されており、非常に優等生なモデル。
カテナリーカットデザインと呼ばれる特徴的な美しいデザインと自然へ馴染みやすいカラーリングに惹かれる方も多いです。
参考動画はこちら
OneTigris / TETRA
TETRAの基本情報
最小重量 | 1100 g |
収納サイズ | 40×15×15 cm |
使用人数 | 1人 |
素材 | 20D PUコーティングナイロン |
備考 | トレッキングポール1本で設置 ゆとりのある前室 |
ワンポールの軽量テントは比較的高価になりやすい中、非常にコスパに優れているのが
ULまではいきませんが、1万円台で1kg程度の重量は素晴らしいです。
※Mサイズはインナーメッシュが付属していないので注意
3,000mmの耐水圧で大雨でも安心。
広々とした前室で雨キャンプへの対応力も高め。
参考動画はこちら
ZEROGRAM / EL CHALTEN ZEROBONE v2
EL CHALTEN ZEROBONE v2の基本情報
最小重量 | 1583 g |
収納サイズ | 16×16×42 cm |
使用人数 | 1人(〜1.5人サイズ) |
素材 | 15D N/R SILICONE, PU COATED |
備考 | オリジナルのジェラルミンポール「ZEROBONE」 |
韓国発のアウトドアブランドで、UL志向のファンから注目度の高いZEROGRAM(ゼログラム)。
El Chalten(エルチャルテン)は、フライとインナー、フットプリントを連結して一度に設営できる一体型構造を、初めて実現した軽量ダブルウオールテント。
オリジナルのジェラルミンポール「ZEROBONE」が採用され、ストレスフリーをテーマに高い安定性と居住性が特長です。
参考動画はこちら
【まとめ】バックパックキャンプにおすすめなテント
いかがでしたか?
今回は、長く愛用でき中級者・上級者からも評判のモデルを中心にバックパックキャンプに最適なテントと選び方のポイントをまとめました。
1つでも気に留まる軽量・コンパクトなテントが見つかれば嬉しいです!
愛着の湧くテントと最高なバックパックキャンプをしましょう!